何を書いたら良いか分からない?4つのコンテンツを意識する
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こんにちは!助ネコ店長です。
メルマガを始めて書くような出店したばかりのショップさんだと、「メルマガは何を書いたら良いのか分からない」というお声をよく聞きます。
今回は食品系、雑貨系のショップさんに有効なメルマガ戦略となると思いますが、それ以外のショップさんにも参考になる内容になるかと思いますので、一読してみて頂ければと思います。
メルマガ送信者の人柄を伝える
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無機質な商品紹介のみや、売り上げランキングのみでは、メルマガ購読者(以後、購読者)と、お店との「信頼関係」を築く事が出来ません。
パソコンのモニターの向こう側には、今、まさにお客様がいると思い、しっかりお客様へ接客をしなければなりません。これは実店舗とて同じことですよね。
店長やメルマガ配信者の人柄や雰囲気が伝わると親近感がわくので、購読者はそのお店に親しみを感じ、購買行動を起こす為の背中押しになってくれます。
時事ネタや、書き手の近況報告や、商品についての持論、感想などを書くのも良いでしょう。私が店長時代は、和菓子(餅菓子)屋だったので、お餅に関する地場ネタや、各地方の習わし、変わったお餅の使い方等を、詳しく調べ、時には、プライベートな旅行がてら取材をしに行き、深く掘り下げて、取材日記のようにして配信した事もありました。
メルマガを書くあなたの人柄が分かるような、思いが伝わるようなメールを書くと購読者がファンになってくれると思います。
お悩み解決!参考になるコンテンツ
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購読者は何か悩みや気になる事、自分の欲求が有り、それを解消したいと思うが為に購買行動を起こします。
ですので、その商品を購入後、使う事で得る事が出来る「幸せ」を書いてあげると、購読者のお悩みはこの商品を手に入れる事で解決すると考え、購入に至ります。
気になる事や欲求も同じことです。商品を手に入れる事で、それらを解決できるであろう「へ~参考になる」と思える、関心、喜びを書いてあげると良いわけです。
例えば、キッチン用品屋さんで、鍋を売りたいメルマガだった場合「ゆで卵の殻が簡単に剥ける!」という題名で、「卵を茹でる時に、殻に軽くヒビを入れてから茹でると、簡単に殻が剥けるんですよ」と言った様な内容のメルマガを送ると、購読者が「へ~~そうなんだ!勉強になる!」と喜んでもらえるので、その時お知らせする鍋が魅力的に見えたりするんです。
お知らせ、キャンペーン情報の訴求
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お店からお伝えしたい「お得な情報」「期間限定品の販売開始情報」などのキャンペーン情報のお知らせは、中盤位に記載するのが良いと思われます。
あまり「売り込み」が強いと、購読者に嫌煙される可能性が高くなりますので、他の記事の間に挟んで掲載するのが良いと思います。特にここの内容は下記の3要素が揃っていると購買に繋がりやすいと言います。
- 刺激:30%OFF!などの様に値引きや特別感を表現。
- 限定:先着10名様限定!などの様に数に限りがある事を通知する。
- 理由:なぜこのイベントなのか。いつもやってるんじゃないの?と思われない様に「オープン一周年記念!」等の様に開催理由をしっかり載せてあげましょう。
以上の事から「オープン一周年記念!先着10名様に限り30%OFF!」という、サブタイトル、見出しが出来ます。そんな風に訴求してみてはいかがでしょうか。
お客様の声、レビューの掲載
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お客様の声は、商品を評価する上で、購読者様が参考にする重要なものになります。このお客様の声の掲載で注意してほしいのが下記の3点です。
- お客様の声が寄せられた(掲載された)日時の掲載
- お名前やニックネームも掲載する事
- 評価の内容の修正など一切行わないで、ありのままで掲載
という事を必ず守らなければなりません。何故なら、お客様の声には絶対的な信頼が必要で、そこに第3者の修正や加筆などは決してあってはならないからです。
豆知識:ディスコミュニケーション
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ディスコミニケーションとは、和製英語で、コミュニケーションの不全状態のことをさし、2つの意味をもつ。つまり(1)現場で共有されている「知」の不十分な理解にもとづくコミュニケーションの失敗や不全、と(2)コミュニケーションているようで、 両者がまったく別々のことを考えている、両者が正反対のことを考えている、そして両者が部分的に共通しているが他の部分は共有していない「知」があるもの、の2つのものである。(池田光穂のウェブページより引用)
「ディスコミュニケーション」という言葉があります。以前、私が店長時代に実際にあった話に「ディスコミュニケーション」とも言える事が有りました。1歳の誕生日にお子様が背負う「一升餅」と言うお餅で、月平均3000件~4000件の出荷をしていた時のお話ですが、私はお子様のお名前を丸いお餅に筆で描かせて頂いておりました。
私の字は「筆跡術」という、金運や華麗運、健康運などをしたためた現代書に位置する書き方をしておりその事もページに詳細に説明してありました。しかし楽天市場のレビューにマイナス評価で「思っていた字と違う」という、クレームを頂きました。
その為、私の方からそのお客様にコンタクトを取り、どんな字がご希望だったのか、またどうしてそのような字を描いたか事細かく説明をして、新たにお客様のご希望の書き方で再度送り直したという事がありました。
そうした所、大変喜んで頂き、そのお客様が、今までのこちらの対応をSNSで拡散して頂いたのです。そうした所、多くの方に拡散頂き、その後徐々にSNSにて口コミが広がり、売り上げが伸びていったという事がありました。
レビューには全て完璧な感想ばかりでなく、一部お客様から、マイナスなお言葉を頂く事もありますが、このマイナス要素も正直に返答をし、誠実に対応する事。
またその事をメルマガなどに掲載する事により、購読者からは「このお店はウソや偽りが無い信頼のおけるお店だ」と評価され、商品の価値も上がるという事があります。このように、マイナスな言葉もしっかり掲載し、こちらの対応も記載する、これが「ディスコミュニケーション」と言います。
ネット通販は実物を見ずに購入する為に「信頼性」が一番重要視されます。これからメルマガを書こうと思っている方は、何より「信頼性」を意識して、メルマガを書くようにすることをお勧めいたします。
どうでしょうか?メルマガの購読者様が通販を利用して「お客様」に変わる瞬間を想像出来ましたか?
そしてどんな事をメルマガでお伝えするか、イメージが湧きましたか?まずはさっそく今日、1本、あなたの思いをメルマガに書いてみて下さい!
お客様に安心をご提供できるショップになれるよう頑張ってまいりましょう。
助ネコ店長も、ネットショップ様の参考になるような 「おもてなし」の心のサービスをこれからもご紹介してまいります!