【2025年版】futureshop(フューチャーショップ)とは?特徴とメリットを解説!


今までモールへの出店を行ってきたけど、そろそろ自社サイトを持ちたいんです。でもカートシステムっていっぱいあって、どこがいいのか…。

それなら、futureshop(フューチャーショップ)はどうでしょうか?自社サイトを立ち上げるためのカートシステムとして、とっても使いやすいんですよ。
自社サイトを立ち上げる際に、最初に直面する課題のひとつが「カートシステム」の選定です。
どのカートシステムを使うかによって、ショップの運営が大きく変わるため、慎重な検討が必要になります。
例えば、操作が簡単で、運営しやすいカートシステムを選ぶと、最初の立ち上げで挫折してしまう…なんてことを防げます。
どういった観点でカートシステムを選ぶかは事業者によるところですが、futureshop(フューチャーショップ)は、初めて自社サイトを持ちたいと考えているEC事業者にとって、非常に頼りになるカートシステムです。多機能であり使いやすく、簡単に自社サイトをスタートできる点が魅力です。

本記事では、futureshop(フューチャーショップ)の特徴やメリットを詳しく解説していきます。自社サイトを開設し、より効率的にネットショップを運営するためのヒントをお届けしますので、ぜひご覧ください。
この記事はこんな方におすすめ
- 複数店舗展開に合わせ、自社サイトを立ち上げたいと考えている方
- futureshopについて詳しく知りたい方
- これからネットショップを始める予定の方
ブログ監修者

助ネコ事業部(ECサポート担当)
運営実績18年以上の信頼!助ネコ事業部では、2007年2月1日のシステム提供開始以来、18年以上にわたり全国のネットショップ様にシステム導入支援と運用サポートを提供し、業務効率化と成長を支援しています。
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futureshop(フューチャーショップ)とは?

futureshop(フューチャーショップ)は、株式会社フューチャーショップが提供するSaaS型のネットショップ構築プラットフォームです。
2003年から運営をスタートし、2021年11月には稼働店舗数が2900店舗を超えています。(出典:沿革|futureshop)
主に中小から大規模のEC事業者向けに、柔軟なカスタマイズ性と豊富な機能を提供しています。
特徴的なのは、「commerce creator(コマースクリエイター)」という特許も取得しているCMS機能を搭載しており、HTMLなどの知識がなくても直感的にデザインのカスタマイズができる点です。
また、futureshopは、実店舗とネットショップの顧客データを統合することができ、オムニチャネル戦略にも対応しています。
顧客の購買履歴やポイント情報を一元管理し、より効果的なマーケティング施策に繋げられる点も魅力でしょう。
さらに、SNS連携やメールマーケティング、カゴ落ち対策など、集客や売上向上に寄与する機能も充実しています。
futureshop(フューチャーショップ)の特徴とメリット

futureshop(フューチャーショップ)は、ネットショップを運営するための機能がぎゅっと詰まった便利なプラットフォームです。
ここではその主な特徴とメリットを紹介します。
1.誰でも簡単にデザイン・カスタマイズできる
futureshopの大きな特徴は、直感的にデザインが変更できることです。
特許を取得している「commerce creator(コマースクリエイター)」というツールを使えば、直感的にドラッグ&ドロップで簡単にページを作成できます。
誰でも自分のショップにぴったりなデザインが作れるので、スキルやデザインに自信がない方でも安心です。
さらに、「画像ホスティング機能」により、商品ページには最大40枚の画像を登録できるため、商品の魅力を細部までしっかりと伝えることができます。
2.オムニチャネルに対応
futureshopは、実店舗とネットショップの連携を強化する機能も充実しています。
例えば、ECサイトで注文した商品を実店舗で受け取れる「店舗受取(BOPIS)」機能があり、
これによって、オンラインとオフラインの両方でお買い物が楽しめるシームレスな体験が提供できます。
さらに、実店舗の在庫情報をECサイトに表示させることもできるので、在庫の無駄を減らしつつ、実店舗への送客を効率的に行うことができます。
3.マーケティング機能が充実している
futureshopは、マーケティング機能にも力を入れています。
例えば、「Live cottage(ライブコテージ)」というライブコマース機能では、自社ECサイト内でライブ配信を行い、そのまま商品を購入してもらうことができます。
ライブコマースは昨今注目されている販売手法であり、視聴者が商品に興味を持ちやすく、実際の購入にもつながりやすくなるというメリットがあります。
実際に、平均でCVR(コンバージョン率)が12%、客単価が1.4倍になった実績もあるようです。(出典:ライブコマース機能「Live cottage(ライブコテージ)」|futureshop)
また、SNSとの連携も簡単で、LINEのメッセージ配信やInstagramショッピングなど、SNSを活用した集客や顧客とのつながりを強化することができます。
4.分析機能で運営改善ができる
ECサイトの運営には、データ分析が不可欠ですが、futureshopにはサイトのパフォーマンスをチェックできる便利な分析機能が豊富に揃っています。
集客の状況や売上の分析、商品ごとの動向など、必要なデータをしっかりと把握することができるので、より効率的に運営を改善できます。
さらに、Google Analytics 4(GA4)との連携もスムーズで、サイトを連携して効果測定がすぐにできる点も大きなポイントになります。
5.安心のセキュリティ対策
ECサイトの運営では、セキュリティが非常に重要です。
セキュリティ対策も充実していて、不正な取引を自動で検知するAI機能や、管理画面へのログイン時に必要な2段階認証など、安心して利用できる環境が整っています。
6.海外展開もサポート
もし海外に向けたECショップを展開したい場合、futureshopには越境EC機能が備わっています。
多言語対応や海外決済、海外配送機能など、海外のお客様に向けた販売をサポートする機能が一通り揃っています。
店舗が成長した時の「グローバルな市場への展開」も、futureshopなら視野に入れやすいのがいいですね。
futureshopの料金プラン
これまで紹介したように、futureshopはECサイトを構築したい事業者にとって、オススメなECプラットフォームです。
では一体どんなプランがあるのでしょうか?ここでは、2025年7月時点のfutureshopの料金プランを紹介します。
futureshopの料金体系は?
まず、futureshopの料金体系は以下の通り、3つの料金から構成されています。
項目 | 内容 |
futureshop本体の料金 | 商品規模によって選べる「スタンダードプラン」または万全の機能群の「futureshop omni-channel プラン」 |
オプション機能料金 | 豊富な機能から、要望や販促施策に応じ追加する機能を選択 |
決済機能料金 | 決済手段の選択 |
(出典:料金|futureshop)
futureshopの料金プランは?
futureshopには2つの料金プランがあり、それぞれ以下のように料金が異なります。
ここでは、一部の項目を抜粋して紹介します。
項目 | futureshop | futureshop omni-channel |
登録商品数 | 50〜10,000商品 | 最大30,000商品 |
初期費用 | 22,000円〜 | 752,000円 |
月額基本料金 | 24,000円〜 | 160,000円 |
実店舗追加費用 | ― | 1店舗ごとに月6,000円 |
会員登録数 | EC会員 40万人まで | omni-channel会員(実店舗+EC)10万人まで |
データ転送量上限 | 指定なし(超過時個別相談) | 月2,500GBまで無料、超過26円/GB |
メールマガジン配信機能 | 標準搭載:(月間40万通まで・超過1円/通) | |
デコメールマガジン配信機能 | 標準搭載:(月間10万通まで・超過1円/通) | |
常時SSL | 標準搭載 | |
最低利用期間 | 1ヶ月 |
(出典:料金|futureshop)
上記以外にも、オプション機能、決済機能の追加によって料金が発生します。
futureshopの料金プランの特徴をまとめると、以下の通りです。
- 売上に応じた手数料(ロイヤリティ)は一切なし
- 機能の拡張性が高いため、必要な機能だけを選んで柔軟に構成可能
- データ通信超過や店舗数、会員数拡張には追加費用が発生する設計で、規模拡大に対応しやすい構成
futureshop(フューチャーショップ)がオススメな企業

futureshop(フューチャーショップ)は、さまざまな業種やビジネスモデルに対応したECサイト構築プラットフォームです。
ここでは、futureshopの活用が特におすすめな企業を紹介します。
1. 成長を目指す中小企業
ECでの成長を目指す中小企業にとって、futureshopは理想的なECサイト構築ツールです。
限られたリソースでも、デザインや機能を柔軟にカスタマイズでき、必要な機能を迅速に導入できるため、成長スピードを加速させることができます。
2. 実店舗を運営している企業
実店舗を運営している企業で、オンラインとオフラインを統合したオムニチャネル戦略を進めたい企業には、futureshopがぴったりと言えます。
上述したような実店舗での商品受け取りを可能にする「店舗受取(BOPIS)」機能を活用したり、実店舗の在庫情報をECサイトに反映させたり、オンラインとオフラインの販売チャネルを強化することができます。
これにより、オンラインでの集客や実店舗への送客を強化し、顧客の購買体験を向上させることができます。
3. 多店舗展開をしている企業
複数の店舗を持つ企業やフランチャイズ展開を行っている企業には、店舗間の在庫管理や一元化された顧客データの管理が重要です。
futureshopでは、ECと実店舗のデータを一元化して管理できるため、効率的に運営を行い、パフォーマンス向上を目指すことができます。
さらに、店舗ごとの需要に対応した商品展開やマーケティング戦略を打ち出すこともできます。
4. B2B向けの販売を行う企業
futureshopは、BtoB(企業間取引)向けの機能にも対応しており、複雑な取引条件を持つ企業にも適しています。法人向けに特化した価格設定や、取引先ごとのカスタマイズが可能です。
さらに、特定の企業向けにカスタマイズした商品ページや注文フォームを提供できるため、法人向けのニーズにもしっかり対応できます。
5. 海外展開を検討している企業
futureshopの越境ECに特化した機能を活用することで、海外展開もスムーズに行えます。
多言語対応、海外決済対応、国際配送機能などが揃っており、これらを活用することで、国内市場だけでなく、世界中に販路を広げることができます。
特に「海外市場に進出したいけど難しそう…」と感じている中小企業やスタートアップにとって、元々使用しているプラットフォームに越境ECに特化した機能があると、
海外展開のハードルが低くなり、チャレンジしやすいのではないでしょうか。
6. 独自のブランド力を活かしたい企業
自社ブランドの認知度を高めたいブランド力を重視する企業にも、futureshopはオススメです。
独自のデザインやブランドカラーを反映させたサイト作りが可能で、商品の魅力を最大限に伝えるデザインを設定できます。
また、ライブコマース機能やSNS連携機能も揃っているため、リピーターを獲得するための施策も考えやすいのが魅力です。
まとめ|futureshop(フューチャーショップ)で自社サイトを立ち上げよう!

futureshop(フューチャーショップ)は、ネットショップの立ち上げを簡単に実現できるプラットフォームです。
専用のテンプレートや、ドラッグ&ドロップ操作でページ作成ができるため、HTMLやCSSの知識がなくても自分のブランドにぴったりなデザインをすぐに作成できます。
また、商品登録や在庫管理、注文処理など、日々の運営を効率化する機能が揃っており、短期間でショップを立ち上げることが可能です。
さらに、マーケティングツール(クーポンやポイントシステム、セール管理など)や、実店舗とネットショップをシームレスに繋げるオムニチャネル機能も搭載されているので、集客や売上アップをサポートします。

さらに、「助ネコEC管理システム」を使うと、在庫管理や受注管理を一元化できるため、業務の効率化が図れます!
もし、ネットショップの運営を効率化したい、futureshopとの連携を試してみたいという方は、ぜひ無料オンライン相談をご利用ください。
また、30日間の無料お試し体験も提供していますので、お気軽にご相談ください。